ルーティングとは、クライエントからリクエストがあった際に、リクエストに対応した行き先を定義することです。
例えば、「トップページをみたい」というリクエストがあった時、ルーティングにより、この「トップページを表示する処理」をするようにリクエストの行き先を定義します。
それでは、実際にルーティングを設定していきます。
Railsのルーティンングは、configディレクトリのroutes.rbに記述していく。
記述方法は以下の通りとなります。
「HTTPメソッド 'URIパターン', to: 'コントローラー名#アクション名’」
具体例を書いてみます。
get 'posts', to: 'posts#index'
これは、以下のようなルーティンングになります。
・リクエスト
GETのHTTPメソッド(トップページを表示させる為に)
URLはhttp://localhost:3000/posts
・行き先
Postsコントローラーという名前のコントローラー
Indexアクションという名前のアクション
config/routes.rbにルーティングを設定した後、それがしっかり設定できているか確認する為に、ターミナル上で「rails routes」コマンドを実行することにより、アプリケーションで設定されているルーティングを確認することができます。
Rails routesを実行するとターミナル上に下記のように表示されます。
Prefix Verb URI Pattern Controller#Action
posts GET /posts(.:format) posts#index
GET :HTTPメソッド
/posts(.:format):UR I
posts#index:リクエストを処理するコントローラーとアクション
このようにターミナル上で表示されれば、ルーティングの設定は完了です。