ユーザー管理機能を伴ったアプリを制作しています。
ユーザー管理機能とは、アプリケーション利用に伴うログイン/新規登録機能のことです。アプリケーションを利用する人の名前やパスワード、メールアドレスなどを管理し、そのユーザー情報が登録されているかどうかを判断します。
Railsにおいてユーザー管理機能を簡単に実装することができるGemがあります。
『devise』です。
このDeviseというGemを使うことにより、ユーザー管理機能の実装が簡単に行うことができす。
セットアップについて
1:gemのインストール
コードエディターのGemFileに下記の通り記述します。
『gem 'devisse'』
その後ターミナルで下記のコマンドを入力
『bundle install』
これでインストールは完了となります。
2:deviseに必要なファイルの作成
ターミナルで下記のコードを入力
『rails g devise:install』
このコマンドを実行することにより、必要な設定ファイルが自動で生成される。
3:ユーザー管理に必要なモデルの作成
ターミナルで下記のコマンドを入力
『rails g devise モデル名』
*モデル名には、作りたいモデル名を入力する。
ユーザー管理機能のモデルなので、「User」というモデル名で作ることが多いかもし
れません。
このコマンドを実行することにより、モデルのファイルやマイグレーションファイル、ルーティングが自動生成されます。
*マイグレーションファイルとは、データベースの設計に関する記述をするファイル
テーブルに追加したいカラムがあれば、マイグレーションファイルに記述する。
モデルとマイグレーションファイルが生成されたら、テーブルを作成する為に、
下記のコマンドを入力する。
『rails db:migrate』
このコマンドを入力することにより、データベースにテーブルを作成することができます。
上記の設定をすることにより、ログインや新規登録の画面を表示することができます。
実際に活用する場合は、パスの設定や条件分岐、必要に応じてビューファイルの作成などを行ってしていく必要がありますが、必要なファイルやルーティングを自動生成してくれる為、ユーザー管理機能を導入する
場合は、かなり負担が軽くなると思います。
次回は、より具体的に、ユーザー管理機能を実装する為にどうすかについて記事を書いて行こうと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。